中国科学院の専門家はヒマラヤ山脈の隆起の歴史を再現し、それがチベット高原の気温が低下し湿度が下がった原因であることを明らかにした。その成果は「地質学」(最新号)に掲載された。新華社が伝えた。
同研究によると、暁新世から高海抜という特徴を持っていたカイラス山とは異なり、ヒマラヤ山脈は暁新世後期(今から約5600万年前)は海抜1000メートルほどだったが、中新世前期(今から約2100−1900万年前)に2300メートルまで緩慢に隆起していき、その後500−700万年の間に急速に隆起し、現在の高度に達したということだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月13日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn