河南省地質調査院が担当する河南禹州華夏植物群省級地質公園建設プロジェクトが、このほど専門家の審査に無事合格した。新華社が伝えた。
同公園は禹州市磨街郷と神■鎮(■は后の下に土)の間に位置する、華夏植物群化石景観と典型的な石炭地層の解剖面を中心とし、地方の民族文化と人文景観を補助とする総合的地質公園だ。また中国初の古代植物化石地質遺跡を観光開発に利用した地質公園となる。
禹州市は嵩箕プレート南部に位置し、地形的には伏牛山と華北平原の過渡地帯に位置する。二畳紀に地層が形成され、これらの地層には連続性があり、保存状態も良好となっている。有名な「北型南相」石炭地層を形成しているほか、古代植物化石も豊富に含む。
専門家は禹州市神■鎮、磨街郷大澗村の大風口の一帯で、306種の植物の化石を発見している。一部は今から2億5000万年から2億9500万年前のものとみられている。植物の化石を含む地層は40層以上で、全国でも極めて稀なため、貴重で美しく、観光と科学普及の高い価値を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月15日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn