〇「宵っ張り」を増長させる電子製品
射手座、山羊座、水瓶座の三つの星座の人は、仕事と休憩のリズムが不規則な傾向にあり、彼らは夜が更けると活動的になることが多い。また、睡眠をめぐる問題は、収入・職業・社会的地位とは直接的な関係はない。睡眠困難症に陥っている人の割合は、各階層でそれほど大きな差はない。どんな人もそれぞれに悩みを抱えているという訳だ。
中国睡眠研究会の担当者は、「ストレス、焦り、気分の落ち込みなどが、中国の若者が不眠に陥る元凶となっている。だが、電子製品の存在も、彼らから睡眠を奪う『犯人』といえる。電子製品から発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌に影響を及ぼし、それが睡眠に影響する」と指摘した。回答者の93%は、「寝る前に携帯・スマホをいじる。ドラマ鑑賞やネットショッピングで、多くの睡眠時間が奪われる」と答えた。調査によると、ふだん美容関連のコンテンツを閲覧する一部の人々は、午前2時の時点で携帯・スマホを片手に非常に活動的な状態にあり、「フェイシャルマスクを貼った状態で画面をタッチ」している。調査グループは、「中国の若者が仕事や休憩のリズムがバラバラなことは性欲に影響を及ぼすだけではなく、食欲不振に陥る、ガンリスクの向上、仕事の効率が低下するといったマイナス影響を生む原因ともなっている」との見方を示している。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月20日
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