現在、世界経済は回復力に乏しく、不確定性が際立ち、反グローバル化の暗流がわき返っている。こうした中、断固としてグローバル化を支持し、経済開放と自由貿易を支持する中豪両国の姿勢表明は、ことのほか貴重だ。
グローバル化に対するオーストラリアの支持には強い社会的基盤がある。貿易自由化が盛んに進められた過去20年間、インフレ要素を除くと、同国の労働者及び中間層世帯の実質所得は40%増加した。これによって市場開放と自由貿易がオーストラリアの政界と民衆の受け入れる原則となった。
中国側は地域経済統合の促進に寄与し、世界の自由貿易体制維持にプラスとなるあらゆる地域協定に対して、一貫して積極的かつ開かれた態度だ。グローバル化の受益者である中豪両国は共通認識を強化し、開放型世界経済の構築、国際貿易体制の維持、保護貿易主義の反対に尽力するとの明確なメッセージを共同で対外発信する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年3月24日
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