中国航天科工集団公司が発表した「虹雲プロジェクト」によると、同社は衛星156基を打ち上げ、地上から1000キロの軌道上でネットワークを構築し運営することで、全世界をほぼ網羅するブロードバンドネットワーク接続を実現する予定だ。新華社が伝えた。
プロジェクト関係者によると、これは中国で初めての小型衛星による低軌道ブロードバンドネットワークシステム構築計画の提出になるという。
同プロジェクトは▽2018年までに技術実証衛星を打ち上げ、1基による重要技術の検証を実現する▽2020年までに業務試験衛星4基を打ち上げる▽2025年までに全156基のネットワークの運営を実現し、事業構築を完了する――の3ステップから成るということだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年4月5日
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