2017年1月2日に釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦少女像(写真提供・新華社、AFP通信)。
日本と韓国の「慰安婦」問題において、再び争いが生じている。日本の著名作家である筒井康隆氏(83)がインターネット上に、長嶺安政駐韓大使が韓国に帰任したことに対する不満を表明しただけでなく、「慰安婦」少女像に対して侮辱的で低俗極まる書き込みをしたためだ。新華網が伝えた。
筒井氏の書き込みに対し、韓国側は憤りを感じているだけでなく、多くのメディアも彼を糾弾している。また一部の出版社は今回の彼の行為に失望を覚えるとして、彼の新作を販売停止にすることを明らかにしている。
筒井氏は1934年生まれのSF作家で、代表作は1966年出版の「時をかける少女」。筒井氏は、このほどインターネット上に書き込みを行い、その中で長嶺駐韓大使が韓国に帰任したことに対する不満を表明した。
今年1月9日、韓国の民間団体が釜山の日本総領事館前に慰安婦少女像を設置したことに対する抗議として、日本政府は長嶺駐韓大使を一時帰国させた。しかし今月4日、韓国側が少女像を撤去していない状況であるにもかかわらず、長嶺駐韓大使は韓国へ帰任した。
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