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人民網日本語版>>経済

中米経済貿易「100日計画」が発するシグナルは? (3)

人民網日本語版 2017年04月14日08:28

金融分野の開放について、白副部長は、「米国が一方的に中国に譲歩を迫ったからではなく、中国の主体的な開放という側面の方が強い。中国は経済グローバル化に対し開放的な態度をもち続けている」と話す。

白副部長によると、「中国は金融分野でずっと自国の受け入れ能力やニーズをふまえて主体的な開放を行ってきた。上海自由貿易区における金融改革、深セン・香港株相互取引(ストックコネクト)、上海・香港株相互取引などがそうだ。

また牧畜産品の貿易障壁の引き下げも外部では100日計画の措置の1つとみなされ、中米の牧畜産品貿易に発展の可能性を与えている。2003年に米国でBSE(牛海綿状脳症)問題が発生すると、中国はただちに輸入をストップし、今も停止措置は解除されていない。これについて白副部長は、「中国は外国産牛肉を拒絶しているわけではない。中国とオーストラリア、中国とニュージーランドとの自由貿易協定(FTA)締結などは牛肉の輸入にプラスにはたらくものだ。中国国民の生活水準の向上にともない、質が高く安全が保証された牛肉の輸入が必要になっている。問題が解決され、製品の品質が検査で合格になれば、米国産牛肉を輸入して国内のニーズを満たすことはありえる」と述べる。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年4月14日


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