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中国人科学者、エイズ自然免疫の研究に新展開

人民網日本語版 2017年04月14日11:25

中国農業科学院ハルビン獣医研究所基礎免疫チームの鄭永輝研究員と張険峰博士は、エイズ自然免疫の研究で新たな成果を手にした。この成果は世界的に有名なウイルス学専門誌「Journal of Virology」に掲載された。人民日報海外版が伝えた。

セリンインテグレーター(SERINC)は一種のタンパク質で、5つの分子からなる物質だ。うちSERINC5とSERINC3は新たに発見された、抗エイズウイルス自然免疫分子で、ウイルスの新たな細胞への感染を阻止することで、ウイルスの感染力を弱めることができる。

張氏はSERINCの5つの分子を系統的に比較し、SERINC5に高い抗ウイルス活性があることを発見し、さらに同分子が人体細胞内で現す5亜種を測定した。うちI亜種は末梢血単核細胞とマクロファージ内で活発で、抗ウイルス感染で重要な機能を果たしている可能性があることが判明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年4月13日

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