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メイド・イン・チャイナ2025は製造業を強化する (2)

人民網日本語版 2017年04月18日13:36

▽目標は新興産業に照準

情報化の流れの中、工業化の発展がさまざまな課題に直面している。メイド・イン・チャイナ2025年は製造強国の戦略的目標の達成をめぐり、9つの戦略的任務・重点を明らかにし、伝統産業のモデル転換・バージョンアップを推進すると同時に、世界の新しい産業発展の方向性に照準を合わせて、伝統産業と3Dプリンター、ロボット、人工知能(AI)などの新興産業との緊密な結びつきを促進する。

英国紙「フィナンシャル・タイムズ」の記事によると、「中国企業は過去30年間にわたり韓国と日本のメーカーが牽引してきたリチウムイオン電池産業を主導し始めている。環境保護の概念が深く浸透し、自動車メーカーが電気自動車への投資を拡大するのにともない、リチウムイオン電池の製造技術は少なくとも今後10年間は重要技術になる見込みだ」という。

英調査会社ベンチマーク・ミネラル・インテリジェンスのサイモン・ムーア社長は取材に答える中で、「グローバル電気自動車市場では小型電動自転車から大型電気自動車まであらゆるものが急速に発展しており、中国のリチウムイオン電池産業は世界トップの地位を占めている」と述べた。

試算によると、20年の中国リチウムイオン電池の製造能力は世界全体の62%を占め、米国は22年、韓国は13%になるという。

またメイド・イン・チャイナ2025の重点発展分野の1つとして、新旧エネルギーの交代時期には、ロボット産業が新たな注目点になるとみられる。工業情報化部(省)によれば、16年に中国の工業用ロボット製造量は7万2400台に達し、前年比34.3%増加した。これまでに完成したか建設中のロボット産業パークは40カ所を超え、ロボットメーカーは800社を超えた。

英国在住の研究者・熊楡氏は、「中国は巨大な内需と科学技術力を同時に備えており、AI、ビッグデータ、インターネットが結びついた製造業の革新を推進することが中国製造業発展の大きな方向性になる」と指摘した。


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