お酒の飲み過ぎは失敗に繋がりやすいが、お茶を習慣的に飲むことにはメリットが多いという。日本でこのほど実施された市場調査の結果、お茶好きの人には、「集中力がある」、「効率的」、「品質を重視する」、「ストレス対処に長けている」などの共通した特徴がみられることが判明した。これらの長所のおかげで、お茶好きの人が職場で昇進する可能性は、お茶好きではない人より高いという。その理由は、お茶好きの人の多くは細かいことに目が行き届き、「一事が万事」つまり、その些細な点を見落さないことこそが物事の勝敗を左右するからだと考えられる。生命時報が伝えた。
日本のアルコール飲料企業・キリンビール株式会社は今年3月初め、20歳から60歳までの会社員1000人を対象としたオンライン調査を実施した。これによると、「仕事中にストレスを感じることがある」と答えた回答者は全体の65%に上ったが、「お茶好きの人」は、この割合が10%低かった。また、「お茶好きの人」の職場での成果レベルは、そうでない人々より全体的に高かった。「2016年の業務目標を達成したか否か」との質問に対し、「達成した」と答えた人は、「お茶好きの人」では65%に達したが、そうでない人々は50%にとどまった。
お茶は口に入れたときには苦く感じるが、飲み終えると甘みが残る。「お茶好きの人」は、お茶のこのような特徴をこよなく愛している。また、先に苦みが来るがあとで甘くなるという道理を十分に理解しているので、常に最悪の事態に対する用心を忘れず、苦難を乗り越え奮闘する心意気を備えているといえる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年4月21日
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