ハンガリー首相が劉奇葆氏と会談

ハンガリーのオルバン首相は24日午後、劉奇葆中共中央政治局委員（中央書記処書記、中央宣伝部部長）とブダペストで会談した。人民日報が伝えた。

劉氏は「近年、中国・ハンガリー関係は全方位的発展を遂げ、史上最良の時期にある。中国側は両国関係を非常に重視しており、ハンガリー側と共に『一帯一路』（the belt and road）の建設と『16プラス1』の場を拠り所に、経済・貿易、人・文化分野で両国協力の質と水準を高めることを望んでいる」と表明。第18回党大会以来の、習近平氏を核心とする党中央の国政運営の新たな理念、新たな思想、新たな戦略を紹介したうえで、中国共産党として国政運営面でフィデスとの理念交流を強化し、両国関係の踏み込んだ発展を後押ししたい考えを表明した。

オルバン首相は、5月の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムへの出席及び公式訪中を待ち望んでいると表明。「ハンガリー政府とフィデスは対中関係を非常に重視している。引き続き『東への開放』政策を遂行し、『一帯一路』建設と『16プラス1協力』に積極的に参加し、両国関係を豊かなものにし続ける」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年4月26日