劉奇葆中国共産党中央政治局委員(中央書記処書記、中央宣伝部部長)は8日、中国のストーリーをしっかりと語ることのできる専門学者や文化交流使者研修会の受講者と会談した際、「ストーリーを語ることは国際発信の最良の方法であり、習近平総書記が中国のストーリーをしっかりと語ることに関して示した重要な精神を掘り下げて学習し、これを貫徹し、中国のストーリーを活き活きと語り、中国のイメージをじっくり浸透するように伝え、世界に中国をより理解してもらう必要がある」と強調した。人民日報が伝えた。
劉部長は、「中国のストーリーをしっかりと語るためのカギは、世界のニーズを正しく見つけだすことにあり、中国が語りたいと思うことと国際社会が聞きたいと思うことを結びつける必要がある。国際社会の研究が関心を寄せるポイントを把握し、中国がどこから来て、どこへ行くかを世界に理解してもらい、中国の道がなぜ通じているのかという問いに答えなくてはならない。中国と世界の利益の交わる点を把握し、世界に対する中国の利点を堂々と語り、中国国民が世界のためにどのような貢献をしてきたか、これからどのような貢献をしようとしているかを世界にわかってもらわなくてはならない。国際世論の議論の注目点を把握し、国際社会の関心・懸念に積極的に応え、自信をもって業績を語り、足りない部分を穏やかに語らなければならない。中国国民と各国国民の気持ちの共鳴し合うポイントを把握し、輝かしい多彩な中国文化を紹介し、これを友好増進の架け橋としなければならない」と強調した。
また劉部長は、「社会科学界の専門学者と経済界、科学技術界、文芸界、スポーツ界の有名人は、対外的な交流で豊富な経験を有しており、中国のストーリーをしっかりと語る上で重要な力になっている。良好な環境を創出し、各種のプラットフォームを提供し、こうした人々が国際舞台に登場して発信し、国際的な対話交流に積極的に参加し、ありのままの、豊かで、立体的な中国をしっかりと世界に伝えることを奨励し、推進しなければならない」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月9日