李克強総理は12日午後、ハンガリーのオルバーン首相と人民大会堂で会談した。 |
李克強総理は12日午後、ハンガリーのオルバーン首相と人民大会堂で会談した。
李総理は「中国・ハンガリー関係は基礎が堅固で、協力には大きな将来性がある。ハンガリー側と共に努力して、両国の友好協力パートナーシップのさらに高い水準への発展を促したい」と表明。(1)インフラ整備など大型事業を実行し、ハンガリー・セルビア鉄道など重点事業をしっかりと計画、建設し、地域のコネクティビティを促進する(2)金融・投資協力を拡大する。通貨スワップ協定をしっかりと実行し、新たな金融協力方式を開拓する(3)科学技術、農業協力を強化する(4)人的・文化分野の交流を促進する――を挙げた。
李総理は「ハンガリーはEUの重要な加盟国だ。ハンガリーが『中国・EU協力2020戦略計画』と『中国・中東欧諸国協力ブカレスト要綱』の実行推進に建設的役割を発揮し、中国・中東欧協力と中国・EU関係の一層の発展を促すことを希望する」と指摘した。
オルバーン首相は「ハンガリーは対中関係を強く重視している。中国側と意思疎通を強化し、インフラ整備、農業、金融、観光、人的・文化分野でさらに大規模な協力を展開し、ハンガリー・セルビア鉄道などの協力事業を重点的にしっかりと実行したい。ハンガリーは中国の銀行のハンガリーでの支店設立、中国企業の対ハンガリー投資やハンガリーでの地域センター設立を歓迎し、ビザなどで便宜を図る。中東欧諸国・中国協力を支持する。双方協力およびEU・中国関係の発展推進に積極的な役割を発揮したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月13日