国務院新聞弁公室が26日に北京市で開いた記者会見で、中国工業・情報化部(省)情報通信発展局の聞庫局長は「中国は5Gの手配を加速し、年末までに第2段階の試験を完了する」と表明した。科技日報が伝えた。
聞局長によると、中国は2012年末から現在まで、世界と歩みをそろえる形で5Gの研究開発を行っている。中国は5Gのビジョン、需要、概念、ワイヤレス技術、ネットワーク枠組みの構築などの面で、一連の積極的な進展を実現している。その主な観点は世界の同業者からも認められている。
聞局長は「我々は最近、大きな進歩を遂げている。特に昨年、5G研究開発及び試験を全面的に開始し、昨年9月に5G第1段階試験を順調に完了した。これは一部の技術・概念の検証と試験を終えたことを意味する。現在すでに第2段階の試験に入り、技術案の集積度と実現性の重視をより強めている。つまりこれらの技術を一つに集め、5Gの性能・指標の試験を行うことになる。そのため現在、外部での試験場として北京市懐柔区で5G試験場の計画を進めており、30ヶ所のステーション設置先を決定した。これにより外部ステーションとネットワークの性能の試験を行う需要をほぼ満たしている」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年4月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn