統計によると、毎年世界で約8000万トンのポリエチレンが生産され、買い物袋や食品の包装など日用品に用いられている。ところがポリエチレンが完全に分解されるまで、数百年の時間を必要とする。スペインと英国の科学研究者は最近、養蜂業で害虫とされるハチノスツヅリガの幼虫が、ポリエチレンを食べ、消化できることを発見した。実験によると、この虫がプラスチックを「食べる」スピードは、真菌や細菌による生物分解を大きく上回るという。科学研究者は、この発見はプラスチック汚染を解消する鍵になると見なしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年4月28日
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