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統計資料によると、西側諸国に留学した中国人大学生は卒業後に帰国を選択する人がますます増えている。2016年には82.23%が帰国を選び、12年は72.38%だった。大学生の多くが、「中国の方が仕事を探しやすい」と考えているという。
現在の状況を1980年代と比較すると、その差はより大きくなる。80年代には海外で学んだ後に帰国する学生は5~10%ほどしかいなかった。帰国者が増加している原因として、今の西側諸国が大量の中国人大卒者を受け入れられる状況にないことが挙げられる。20年前は大学生の人数が相対的に少なく、米国、欧州、日本への留学費用は高く、こうした場所で勉強するには奨学金を獲得しなければならなかった。だが今は経済的に余裕がある家庭の子どもが自費で留学するようになり、留学生数が激増した。16年には米国の大学に在籍する中国人学生は32万8千人に上り、06年は6万2500人だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月1日
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