2016年5月16日  
 

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人民網日本語版>>社会・生活

各国がビザの発給要件緩和で中国人留学生呼び込み

人民網日本語版 2016年05月16日15:35

2016年(第21回)中国国際教育巡回展示会(上海)がこのほど、上海の東亜展覧館で開催。英国や米国、フランス、ドイツ、オーストラリアなど人気留学先の常連国のほか、アラブ首長国連邦、ポーランド、ハンガリーの初参加国などから来た、90以上の大学や教育機関が出展している。人気の留学先国は、多くの留学生を呼び込もうと、ビザ発給要件の緩和を実施している一方、初参加国は奨学金や就職、学費などの優遇策を目玉にしている。文匯報が報じた。

幼稚園から高校まで中国人留学生が増加

中国教育部(省)の統計によると、2015年、中国から海外に留学した人の数が初めて50万人を突破した。米国や英国、オーストラリア、カナダなどでは、中国が外国人留学生の最大の出身国となっている。在カナダ上海総領事館の教育商務担当者・趙佳氏によると、近年、幼稚園から高校までの留学生が急増している。同様の状況は英国やオーストラリアでも見られる。14年から、オーストラリアは、中学校の留学生を対象にしたビザの取得要件を段階的に緩和している。英国総領事館文化教育部教育推進担当者・盧志堅氏によると、現在、英国に留学している中高生の総数は1万人を超えている。また、英国はここ数年、寮制の中学・高校を設置して、中国人留学生の呼び込みを図っている。


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