在中国デンマーク大使館のビザ担当官であり、在広州デンマーク総領事館の副総領事であるエリック・ベネット・ジェンセン氏は2日、四川省成都市で開かれたデンマーク観光PRイベントに出席した際、在中国デンマーク大使館は「優先計画」をすでにスタートしており、団体ツアーでデンマークを訪れる中国人観光客のビザ申請から受領までの所要日数を短縮する見込みであると明かした。新華社が伝えた。
ジェンセン副総領事によると、「優先計画」の条件を満たしていると認められた中国国内の旅行会社を通じてビザ申請書類を提出する場合、申請時の必要書類がより簡略化され、申請から受領までの所要日数もさらに短縮されるということだ。
また、ジェンセン副総領事は、「現在、観光ビザの手続きに要する日数は5日以上かかっている。だが、『優先計画』の条件を満たしている旅行会社に対しては、3日以内にビザ発給を行うよう努める」とした。
デンマーク大使館の資料によると、デンマークは今年3月1日、中国人個人観光客のビザ条件を緩和し、中国人のビザ取得難易度を3類から1類(低移民リスク類)に引き下げた。「2017年中国―デンマーク観光年」始動式典において、デンマーク観光局は携帯アプリ「デンマーク地図」および「デンマーク買物ガイド」を発表した。デンマークは昨年、成都市など中国国内の5都市にビザセンターを新たに設立した。今年は、西安市、深セン市、福州市にビザセンターを開設する計画だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月3日
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