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中国人向け入国ビザ・アライバルビザ免除実施の国家・地域が61に

人民網日本語版 2017年01月24日16:28

中国外交部(外務省)領事司はこのほど、中国領事服務網の「一般旅券を所持する中国人の他国家・地域入国時の優遇一覧」を更新すると同時に、対象者の出国をより便利にするために出入国国境警備検査機関に通知を出した。2017年1月5日の時点で、新たにセルビアとビザ相互免除協定を、アルメニアとアライバルビザ免除協定を、それぞれ取り交わした。現在、中国とビザ相互免除協定を締結している国家は9ヶ国、中国人に対し入国ビザ免除を実施している国家・地域は15、中国人に対してアライバルビザを免除している国家・地域は37に、それぞれ達した。羊城晩報が伝えた。

●中国人向け入国ビザ・アライバルビザ免除を実施している国家・地域は61に

外交部領事司が更新した中国領事服務網の「一般旅券を所持する中国人の他国家・地域入国時の優遇一覧」によると、一般旅券を所持する中国人を対象に、入国ビザおよびアライバルビザの取得を免除している国家・地域は61に達した。このうち、「入国ビザ免除」には、「相互ビザ免除」と「一方的ビザ免除」の二種類がある。アライバルビザとは、訪問先の国の入国地点で取得可能なビザのことを指し、訪問先国家が申請者に対して一定の条件を求めているのが一般的だ。

一般旅券を所持する中国人に対する相互ビザ免除協定を締結している国家は、バハマ、エクアドル、フィジー、グレナダ、モーリシャス、サンマリノ共和国、セーシェル、セルビア、トンガの9ヶ国。

一方的ビザ免除措置により中国人のビザ取得を免除している国家・地域は15ある。内訳は、アジアがアラブ首長国連邦、インドネシア、韓国(済州島など)の3ヶ国。アフリカがモロッコと仏領レユニオン島の2ヶ国・地域。アメリカ大陸では、アンティグア・バーブーダ、英領ハイチ、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、英領セントクリストファー・ネーヴィス、タークス・カイコス諸島、ジャマイカ、ドミニカの7ヶ国・地域。オセアニアが米領北マリアナ諸島(サイパン島など)、サモア、仏領ポリネシアの3ヶ国・地域。

一方的ビザ免除措置により、中国人にアライバルビザ取得を免除している国家・地域は37。アジアでは、アゼルバイジャン、バーレーン、東ティモール、インドネシア、ラオス、レバノン、モルジブ、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイ、トルクメニスタン、ブルネイ、イラン、アルメニア、ヨルダン、ベトナム、カンボジア、バングラデシュの19ヶ国・地域(インドネシアは入国ビザ・アライバルビザ免除措置をともに実施している)。アフリカでは、エジプト、トーゴ、カーボベルデ、ギニアビサウ、コモロ、コートジボワール、マダガスカル、マラウイ、モーリタニア、タンザニア、ウガンダの11ヶ国・地域(シエラレオネは2016年1月28日からアライバルビザ免除措置を暫定的に停止、再開時期は別途通知)。アメリカでは、ガイアナ、スリナム、英領セントヘレナ島の3ヶ国・地域。オセアニアは、パラオ、ツバル、バヌアツの3ヶ国。欧州ではウクライナの1ヶ国。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年1月24日

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