「職人の真髄——中国上海無形文化遺産手工芸逸品展」が1日夜、アラブ首長国連邦ドバイのクリエイティブデザインパークで開幕した。新華社が報じた。
同イベントはドバイ文化芸術局と上海市無形文化遺産保護協会が共同で開催している。
在ドバイ中国領事館の李凌氷総領事は開幕セレモニーで、「『一帯一路』(the belt and road)を共同で建設するという共通認識の下、上海とドバイの各分野の交流と協力は一層深化している。中国無形文化遺産の中で代表的存在の手工芸の逸品がドバイで展示されることで、当国とアラブ首長国連邦の文化芸術交流が強化され、『一帯一路』の建設による国民の心の交流も促進される」と述べた。
ドバイ文化芸術局代理局の局長は、「無形文化遺産は、人類文化遺産の重要な部分を構成しており、今回の展覧会を通して、当国と中国の国民の相互理解と意思疎通が促進される」と語った。
上海市無形文化遺産保護協会の高春明会長によると、今回の展覧会では、家具や翡翠彫刻、ガラス工芸、ローズウッド彫刻、紫砂の茶器、絨毯、刺繍、衣服、漆器など、約20種類の手工芸の逸品が展示されるという。また、無形文化遺産の伝承人約40人が会場に駆けつけ、手工芸品製作のデモンストレーションを行う。展示会は今月7日まで開催される。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年5月4日
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