中国商用飛機有限責任公司が発表した情報によると、国産大型旅客機「C919」が5日、上海浦東空港から初飛行する運びとなった。ただし気象条件により延期の可能性もあるという。科技日報の報道によると、同社副総経理、C919チーフデザイナーの呉光輝氏はC919の設計について「大型機の外観はすでに設計を終えているが、何度見ても見飽きることはない」と話した。それでは呉氏が見飽きることはない大型機には、他の飛行機と比べどのような違いがあるのだろうか。人民網が伝えた。
◆C919が意味するもの
人民日報の報道によると、C919大型旅客機は中国が2008年に大型機の開発計画を開始してから、初めて最新の国際堪航基準に基づき開発し、完全に独自の知的財産権を備えた民間航空機だ。それでは同機はなぜC919と呼ばれるのだろうか。国際在線によると、「C」は中国及び中国商用飛機の英語名の頭文字で、1つ目の「9」には「天長地久」(天地と同じく物事が永久に変わることなく続くこと。「9」の発音は「久」と同じ)の意味が込められている。残りの「19」はこの中国産大型旅客機の最大客席数が190席であることを意味する。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn