国家海洋局が4日に発表した情報によると、中国大洋総合調査船「大洋2号」と有人潜水艇「蛟竜号」の母船の建造作業が全面的に展開されており、2019年の年初に竣工し、交付される見通しだ。これは中国が独自に設計し、自主的に建造する、中国の深海調査の実需に合致する、世界トップレベルの船舶だ。科技日報が伝えた。
中国大洋鉱産資源研究開発協会弁公室の責任者によると、大洋2号は5000トン級新型遠洋総合資源調査船で、70種以上の先進的な調査計器・設備を搭載する。実験室の面積は400平方メートル以上で、複数の移動可能なコンテナ型実験室が設置されており、海底、海水、一部の大気の調査を可能にしている。深海の過酷な環境の探査、リモートセンシング情報現場検証、深海技術試験、船舶情報化システムなど世界最先端の7大科学技術を備え、高精度かつ長期間の海洋地質・海洋動力・海洋生態・海洋環境などの総合的な海洋観測・探査、サンプル収集及び現場分析の能力を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月5日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn