既存の自然に生息する塩・アルカリ耐性野生稲をベースとし、高塩耐性及び高生産量の稲の品種を選択・育成し、一定の塩分を含む海水灌漑条件下で正常に成長させ、海水稲を育成する。青島海水稲研究発展センターが7日、青島国際院士港で正式に設立された。袁隆平氏が中心となり、海水稲技術の開発に専念する。人民日報が伝えた。
同センターは塩・アルカリ耐性稲の育種及び塩・アルカリ土地での稲作改良の研究、第3世代遺伝プロジェクト不育系ハイブリッド稲技術、コメ品質・うま味研究という3つの研究開発方針を設定した。0.3%の塩・アルカリ濃度に耐えうる高生産量稲の0.06ヘクタール当たり生産量を、3年内に300キロと計画している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月8日
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