■世界に恩恵を及ぼす
「一帯一路」は中国が首唱したものだが、その恩恵は世界に及ぶ。習主席が語ったように、中国人は中国発展の「急行」に各国の人々が「相乗り」することを歓迎する。
利益は確かなものだ。2016年、国際市場の需要が低迷し続ける中でも、中国と「一帯一路」沿線国との貿易総額は9535億9000万ドルに達した。今年3月までに中国は沿線20カ国に56の経済貿易協力区を設け、累計投資額は180億ドルを超え、現地に10億ドル以上の税収をもたらし、16万人の雇用を創出した。
この「コミュニティ」は開かれた、あまねく広がるものだ。モンゴルの「草原の道」、カザフスタンの「ヌルリ・ジョーリ」(明るい道)、ロシアの「ユーラシア経済連合」、欧州の「ユンケル・プラン」など、多くの沿線国・地域が自らの発展戦略を中国と連結し、重要でシンボリックな事業を始動して、沿線各国経済の共同発展につなげている。
提唱当初から、中国は「一帯一路」の「コミュニティ」に対して開かれた姿勢だ。例えば2015年10月23日に習主席はシティ・オブ・ロンドン中英ビジネスサミットで「『一帯一路』は開かれた、アフリカを通り抜け、アジア欧州を連環する大きな『コミュニティ』であり、関心を抱く全ての国が参加できる」と述べた。
この「コミュニティ」はさらに拡大し続けることが期待できる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月10日
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