一つの事を掘り下げて学ぶ能力を培える自由研究
日本にはさらに、「自由研究」というものがある。「自由研究」とは、自分が興味ある分野を自由に研究することだ。日本で、「自由研究」は40年以上の歴史がある。「自由研究」と一口に言っても、大まかな分野があり、ルールや流れも決まっている。自由研究の分野には、科学、理科の実験、図画工作、植物や昆虫の観察、社会・科学の調査などがある。これらの分野から、一つを選び、1ヶ月ほどかけて研究を行う。そのような研究型の学習により、子供たちは自主的に学習する意識や何かを深く研究する精神を向上させることができ、ポテンシャルの発掘にもつながる。そして、将来したいことを見つけるのにも役立つ。
このようにバラエティに富む長期休暇を送る日本の子供たち。中国もその効果的な方法に学ばなければならない。そして、学校教育と社会教育、家庭教育をうまくリンクさせ、バランスを取らなければならない。「勉強するときはしっかり勉強し、遊ぶ時は思いっきり遊ぶ」。これは、提唱する価値のある観点、学習方法ではないだろうか。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年5月16日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn