中ロ友好・平和・発展委員会ヘルシーライフスタイル理事会のセルゲイ・クルシェフ理事長は16日、「ロシア側の予想では少なく見積もっても、2018 FIFAワールドカップ(W杯)開催期間中に、約10万人の中国人サポーターが観戦目的でロシアを訪れると予想される。ロシアと中国は、モスクワに『中国の家』をオープンし、彼らを迎える予定だ」と述べた。新華社が伝えた。
クルシェフ理事長は16日、中ロスポーツ交流・市民スポーツ・健康協力フォーラムに出席し、次の通りコメントした。
「中国には膨大な数のサッカーファンがいる。W杯が来年ロシアで開催されることから、サッカー熱も日を追うごとに高まっている。ロシアと中国は、少年サッカーや大学生サッカーの分野で、より協力を強化していく必要がある」。
「W杯は、世界最大規模のスポーツの祭典の一つだ。ロシアは、W杯開催に向け、交通インフラの整備や施設の建設に巨額の費用を投じている。来年の大会が過去最高のW杯の一つとなるよう願っている」。
「中国代表がW杯の出場権を得られるか否かに関わらず、ロシアと中国は、モスクワに『中国の家』を建設し、中国人サポーターに提供する計画だ」。
「『中国の家』は、2022年冬季オリンピックPRイベント、中国文化、グルメ、各省(自治区・直轄市)の展示などに利用され、ロシア国民に中国の魅力が全面的に紹介される。また、ロシアと中国は現在、市民スポーツの分野で数多くの協力プロジェクトを進めており、ロシア側は、とりわけ中国におけるウィンタースポーツの普及と発展に貢献する方針だ」。
2018年6月14日から7月15日まで、第21回FIFAワールドカップが、モスクワ、サンクトペテルブルグ、カザン、カリーニングラード、ニジニノブゴロドなどロシア11都市で開催される。また、W杯のロシア開催は初めてとなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月19日
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