石家荘市の杜丹さんは、「5月20日の前にいくつかの化粧品にねらいを定め、ネットで『520』キャンペーンが始まっるとすぐ注文した。普段は店舗のカウンターで500元以上するセットを、この日のネットのキャンペーンで20%オフになった時に買った。とてもお得だった」と話す。
通販好きの人々がネット上で商品を買いあさっている時、各地の実店舗でも商機にのって大々的な販促キャンペーンが行われた。北京の多くの店舗で「520」を名目に割引キャンペーンが行われ、「24時間営業」などを打ち出すところもあり、大勢の客でにぎわった。
このほか店舗の中にはオンラインとオフラインを融合させ、小売業務を再構築するところもあった。ショッピングサイト「北国如意購」によると、今年の「520」期間中、石家荘市の大型チェーンスーパー・北国超市がオンラインショッピングプラットフォームである同サイトと共同で共同購入イベントを打ち出し、オンラインとオフラインの両方に同時に力を入れ、融合販売を促進したという。
業界関係者は、「店舗側が『ダブル11』(11月11日のネット通販イベント)や『520』などを名目として始めたさまざまな販促キャンペーンは、プラットフォームの業績を押し上げることができ、消費者もキャンペーンを通じて、質の高い商品をお得な価格で購入できるため、一石二鳥、さらには一石多鳥を実現できる。オンラインプラットフォームも実店舗も、消費者に向けて良好なショッピング環境を作り出すことが変わらぬ重要ポイントだ」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月22日
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