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シカに悩まされるシカの都・奈良 「神鹿」も人を噛む

人民網日本語版 2017年05月25日14:48

歴史ある町・奈良は、日本を旅行する多くの中国人観光客にとって、必ず足を運びたい場所の一つだ。それは、単に東大寺や唐招提寺、春日大社などの名所があるからではなく、奈良は、正真正銘の「シカの都」だからでもある。奈良では人とシカが仲良く共生して1000年以上になる。しかし、日本メディアの最近の報道によると、2016年、シカをめぐるトラブルが増え、奈良公園でシカに噛まれるなどしてけがをした人の数が121人にのぼり、その数は過去最多だったという。国際在線が報じた。

121人のほとんどが、シカに噛まれてけがをし、少数ながら角で突かれたり、シカに驚かされて転倒し、けがをした人もいたという。15年と比べると、奈良市内で、シカに接触したことが原因でけがをした人の数は29人増えた。けがをした121人のうち、外国人が85人と全体の7割を占める。ほとんどがシカに近付きすぎたことが原因だ。幸いにも、けがの多くは軽いものだったということだ。


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