共に多国間主義の実践者だ。貿易や気候変動の問題でトランプ大統領と他のG7構成国との間に摩擦が生じたことで、欧州は中国との協力による多国間主義の実行をより重視するようになった。ユンケル欧州委員長はG7サミット開催前の演説で「欧州人は開かれた社会を信じている。われわれは多国間の解決策を探り続けている。壁ではなく橋を築く必要がある」と述べた。
「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブを打ち出して以来、中国EU関係は「五通」の各分野で重大な進展を遂げた。特に中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」は「一帯一路」建設の推進を輸送力面で力強く支えている。中欧班列はユーラシア内陸貿易の新時代を開いた。コストは空輸の5分の1、時間は海運の半分以下で、自動車部品、消費期限の短い食品などの輸送面で優れ、中国や欧州の人々の生活を豊かにした。
中国EU関係は新たな使命、新たな原動力を持ち、前進の障害を克服し、世界にプラスのエネルギーを一層もたらしつつある。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn