中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は6日の定例記者会見で「中国側は共通、総合、協力、持続可能な安全保障観を確立し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係を構築することを主張している。いかなる形の対抗、同盟、封じ込めにも活路はなく、対話、協力、ウィンウィンこそが正しい道だ」と述べた。
【記者】オーストラリア、日本、インド、ベトナムが、地域で勢いづく中国の行動への緩衝を米国に依存し続けることはできないことを懸念し、中国を刺激しないよう注意しつつ、ある種の非公式同盟関係の構築を検討しているとする報道について、コメントは。
【華報道官】報道に留意し、その信憑性を疑っている。もし事実なら、グローバル化が深く進行した今日においても、冷戦思考が根絶されておらず、依然としてゼロサム思考で国家間の関係を見て、扱う人々がいるということを改めて示すだけだ。
われわれは共通、総合、協力、持続可能な安全保障観を確立し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係を構築することを主張している。いかなる形の対抗、同盟、封じ込めにも活路はなく、対話、協力、ウィンウィンこそが正しい道だ。関係者が中国の発展を正しく受け止めることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月7日
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