外交部(外務省)の陸慷報道官は29日の定例記者会見で、「慰安婦」問題を象徴する少女像に関する米連邦最高裁判所の判決を中国側は称賛するとした。
【記者】報道によると、米ロサンゼルス在住の日系人らが「慰安婦」問題を象徴する少女像の撤去を市に求めていた裁判で、米連邦最高裁は27日原告の上訴を却下し、日系人が敗訴した。これに先立ち日本政府も法律上の意見書を提出したが、審理を経ずに直接退けられた。この裁判について、日本の菅義偉官房長官は「極めて残念だ。引き続き『慰安婦』問題について適切に説明し、正確な理解を求めていく」と言明した。これについてコメントは。
【陸報道官】中国側は報道に留意しており、判決を称賛する。「慰安婦」強制連行は日本軍国主義が第2次世界大戦時にアジア被害国の人々に対して犯した深刻な非人道的犯罪であり、動かぬ証拠があり、言い逃れは許されない。日本側は歴史問題において終始正しい態度を示すことができずにおり、また国際社会の正義の行動をむやみに妨害している。このこと自体が国際社会の警戒に値する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年3月30日
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