BRICSメディアハイレベルフォーラムが8日、北京で開幕した。劉奇葆中共中央政治局委員(中央書記処書記、中央宣伝部部長)は開幕式で「メディア交流・協力を深化 BRICSの発展に助力」と題して挨拶を述べた。人民日報が伝えた。
劉氏は「BRICSは新興市場国と発展途上国の重要な代表であり、BRICS制度は現代世界における新興勢力の団結・協力の重要なプラットフォームだ。BRICS協力が第2の10年間に入るにあたり、BRICSメディアハイレベルフォーラムの開催成功は、第9回BRICS首脳会議のために良好な雰囲気を作り、BRICS協力発展のために心と力を固める」と指摘。
「メディア交流は国家間の友好、協力・相互信頼、文明の相互参考の重要な土台だ。BRICS協力の第2の『黄金の10年』を築くには、メディアが心を一つにして同じ方向に向かい、手を取り肩を並べ、BRICSのさらに明るい未来の創出を後押しする必要がある。BRICSメディアは『開放、包摂、協力、ウィンウィン』の主旋律を奏で、BRICS協力・ウィンウィンの揺るぎない推進者となる必要がある。BRICSの明るい展望を世界に示し、BRICSの自信の積極的な伝達者となる必要がある。BRICSの世々代々の友好のために土台を突き固め、BRICS人的・文化的交流の自覚的担い手となる必要がある。各レベル・分野の多元的協力を繰り広げ、BRICSメディア協力の実務的実践者となる必要がある」と強調した。
BRICSメディアハイレベルフォーラムは新華社が提案し、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカの主流メディアと共に発起。「BRICSメディア協力を深め、国際世論の公平・公正を促進」をテーマに、BRICS5カ国のメディア27社の幹部が出席している。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月9日
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