中国月探査プロジェクトは、3期に分け実施される。1期は嫦娥1号・2号で、月周回探査を実現。2期は嫦娥3号・4号で、月面軟着陸と自動巡回・探査を実現。3期は嫦娥5号・6号で、自動サンプル回収・帰還を実現する。この3期の任務は「周回・着陸・帰還」と呼ばれる。
嫦娥5号は月探査第3期プロジェクトを担当し、月面無人サンプル回収・帰還をその目標としている。設計によると、嫦娥5号は軌道モジュール、帰還モジュール、着陸モジュール、上昇モジュールの4つに分かれており、発射時には4つが連なる構造となる。
孫氏によると、月探査第3期プロジェクトは複雑な計画を採用している。孫氏は、「輸送能力と探査機をさらに拡大し、生命維持システムを追加し、製品の安全性と信頼性を高めれば、有人月上陸の能力を手にすることができる」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月12日
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