第2回BRICS調整者会議が14、15両日に山東省青島市で開かれ、中国側調整者の李保東外交副部長(外務次官)が議長を務めた。BRICS各国の調整者、副調整者、新開発銀行代表などが出席した。人民日報が伝えた。
会議は政治・安全保障、経済・貿易・財政・金融、人的・文化的交流、制度整備など重点分野のBRICS協力の今年に入ってからの進展を系統立てて整理し、BRICS首脳厦門(アモイ)会議、ハンブルク非公式会議、新興国・途上国対話の期待される成果、BRICS安全保障問題ハイレベル代表会議、外相会議の準備作業などの問題について重点的に話し合い、広範な共通認識に達した。
各者は引き続きBRICSパートナーシップを強化し、各分野の実務協力を深化し、BRICS協力の第2の「黄金の10年」を共に切り開くことで合意した。また、中国の議長国としてのリーダーシップを高く評価し、引き続き中国側の会議開催を全力で支持し、厦門会議の申し分のない成功を後押しする考えを表明した。
今年のBRICS議長国を務める中国は、9月3~5日に福建省厦門市でBRICS首脳会議を開催する。厦門会議の準備作業の正念場に開かれた今回の調整者会議は、政治的成果を始めとする会議の準備作業の全面的な推進にとって重要な意義を持つ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月16日
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