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人民網日本語版>>経済

618ビッグデータからみえるのは EC企業も次々参戦 (2)

人民網日本語版 2017年06月19日14:44

天猫系列の倉庫・嘉興智能倉の場合、消費者が天猫で注文すると、倉庫の運営センターがリアルタイムで注文情報をキャッチし、自動化された作業ラインが商品の選別作業や出庫準備作業を行い、出庫までにかかる時間は荷物1つあたり平均わずか3分で、選別の精度はほぼ100%だという。

業界関係者は、「スマート技術が物流産業に波及するのは不可逆な流れだ。スマートで開放的な物流は商品の発送効率を上げ、サービス体験を向上させるだけでなく、物流の『触角』をこれまで荷物を届けることの難しかった多くの地域へより深くのばすことにつながる。こうしたことから『短時間配送』や『当日配送』が今後ますます販売促進のための『常態』になることが予想される」と話す。

▽「楽しい」「面白い」がカギ

618は「新小売」の概念が提起された後で初めて年度途中で行われた販売促進イベントだ。多くの商店がオンラインとオフラインのサービスを通じて、消費者の体験レベルと相互連動性を高め、新小売の分野であの手この手を次々繰り出している。

今年のイベントのキーワードは「楽しい」と「面白い」だ。6月17日の夜、蘇寧易購が仕掛けた前夜イベント「銭多多多之夜」では、ユーザーの相互連動数がのべ2800万人に達した。京東は技術+小売、ブランド+小売、IP(知的財産権)+小売、金融+小売、マルチチャンネル+小売など多方面から取り組みを進め、販売促進の新たな手法を生み出した。国美は全国初のVR専門の映画館を打ち出し、将来は100館まで増やす計画という。

京東の徐雷最高マーケティング責任者(CMO)は、「小売の消費者時代が本当にそこまでやって来ている。これまでの小売が常に考えていたのは安さと便利さだったが、未来の小売は消費の変革と技術の進歩という2つのはたらきの下で、消費が単一のルートに限られなくなり、至るところにあるオンラインとオフラインの空間に広がりをみせることが予想される」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年6月19日


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