江南大学が18日に発表した情報によると、同校薬学院の許淑琴教授と陳敬華教授の指導のもと、学部生5人による科学研究チームが感染性角膜炎の患者の表層角膜移植に使用できる、コラーゲン・硫酸コンドロイチン複合人工角膜の開発に成功した。科技日報が伝えた。
許教授は取材に対して、「コラーゲン・硫酸コンドロイチン複合人工角膜は量産化で高い優位性を持ち、実用の価値と経済効果が高い。原材料が得やすく、生成方法がシンプルで、大量生産に適している。術後に再生因子FGF10を分泌させ、従来の術後に抗炎症薬とFGF10を投与する方法を改良し、角膜細胞の癒合を促進することができる。脱細胞化動物角膜をベースとする生物工学角膜と比べ、高コスト・低可制御性という欠点を補っている。しかもこの人口角膜の生産コストは約1100元(1元は約16.34円)だ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月20日
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