華領医薬技術(上海)有限公司が初めて開発した新型グリセロキナーゼ活性剤「HMS5552」が14日、3期臨床研究に入った。順調にいけば、同薬の発売まで残すところ後30%の進捗状況となる。科技日報が伝えた。
HMS5552は「ブドウ糖反応器」と呼ばれるグリセロキナーゼを調節することで、人体の糖代謝を安定化させ、バランスを保つ。関連基礎研究によると、グリセロキナーゼは人体の血液中のブドウ糖の濃度を調節する重要な酵素で、主に血中のブドウ糖の濃度をコントロールする。HMS5552三期臨床研究HMM301(単薬研究)プログラムのチーム長、主要研究者、南京大学医学院付属鼓楼病院内分泌科主任兼大内科主任の朱大龍氏は「グリセロキナーゼ活性剤は人体内の血糖センサーだ。肝臓、腸、膵臓などの糖制御器官内にあり、血糖の変化を感知する。グルカゴンの分泌を増やすか、インスリンの分泌を減らすことで、血糖のバランスを整える」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月16日
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