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神山健治新作「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」が中国公開へ

人民網日本語版 2017年06月21日10:34

神山健治監督がメガホンを握り、高畑充希や満島真之介、江口洋介らが声優を務めた日本のアニメーション映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」が、第20回上海国際映画祭で好評を博している。神山監督自身が脚本も手掛けた同作品は、2020年の日本が舞台で、女子高生の森川ココネがいつも見る不思議な夢を通して家族の秘密に迫っていく姿を描いている。夢と現実を結び付けているため、SFの要素と現実の要素が織り交ざる、少女の冒険の旅となっている。環球網が報じた。

上海国際映画祭で大好評

20世紀の傑作SFアニメの一つである「攻殻機動隊」は大きな影響力を誇り、米映画「マトリックス」や「イグジステンズ」、16年の米ドラマ「ウエストワールド」なども「攻殻機動隊」の世界観やグリーン・バイナリなどの要素を取り入れている。「攻殻機動隊S.A.C」の監督である神山監督は、明快、軽快なリズムが特徴の作風で、細やかで丁寧な製作と独創的な思想が特徴だ。神山監督にとって4年ぶりのアニメーション映画となった「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」は、日本で3月18日に公開されると、岩井俊二監督や、瀬下寛之監督などから絶賛された。

今回、神山監督は製作チームのメンバーと共に第20回上海国際映画祭に参加し、中国の映画ファンの間で大きな話題となっている。関係者によると、現在、中国では「ひるね姫」公開に向けて準備が進められているという。


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