商用ネットワークと商用通信端末を土台とした中国の4Gプラスネットワークが、このほど初めてギガビット(Gb、1000Mbps)級の通信速度を達成した。20日に中国聯通(チャイナユニコム)と米クアルコムが共同で明らかにしたところによると、聯通は広東省広州市と福建省泉州市の4Gプラスネットワーク環境内で、室内外でのGb級下り速度の検証実験を終え、下り速度は広州が966Mbps、泉州が939Mbpsに達し、Gb級のデータ伝送速度を実現した。中国の商用端末がこれまでに到達した最高速度であり、5G技術の4Gへの応用事業が具体化したものといえる。「北京日報」が伝えた。
聯通は下り速度Gb級のネットワークを発展させると同時に、上り速度でも業界トップを走る。今回の検証実験では上りのピークデータレートが150Mbpsに達し、現在の国内4Gプラス商用ネットワークの上り速度で最高を記録した。業界では、今回の商用検証実験はGb級事業が商用プロセスに本格的に乗り出すことを意味するとの見方が広がる。
これまでに多くの携帯電話メーカーがGb級の接続特性を備えたスマートフォンを打ち出している。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月21日
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