ビル&メリンダ・ゲイツ財団が世界的に研究・分析を行い、数千人のデータを基にした研究報告で、1980年から2015年の全世界の人々の肥満状況が明らかになった。分析によると、全世界の約22億人が正常体重と肥満の中間となる過体重で、全体の3分の1を占めた。また、約7億1200万人(全世界人口の10%)が肥満となっている。この最新研究報告は先ごろ出版された「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン (NEJM)」で発表された。北京日報が伝えた。
全体的な分析によると、2015年に過体重多が原因により全世界で400万人が死亡し、うち、40%が肥満ではなく、過体重だった。今回の最新研究の中で、過体重はBMI(体重と身長の関係から算出される、肥満度を示す体格指数)が25から29の間で、肥満はBMIが30以上としている。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年6月22日
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