多くの証券会社が21日の早い段階で報告を発表し、「現在A株の流通市場の時価総額は40兆元を超え、海外資金のA株への投入規模が流通市場の時価総額に占める割合には制限があり、組み入れは短期的にみてA株市場に対する投資家の心理をゆさぶるとみられるが、より重要なことは長期的な影響だ」との見方を示した。
機関投資家は、「MSCIへの組み入れは中国資本市場の開放の一層の進展の一里塚といった意義をもち、A株の国際的地位を高め、A株に投資する機関投資家の構成を改善する」との見方を示す。平安証券は、「強く積極的なシグナルを発し、A株商品の審査認可制限が緩和され、相互連携が加速的に進展する」と期待を寄せる。
中国証券監督管理委員会(証監会)の張暁軍報道官は21日、「証監会は関連各方面とともに、海外投資家のA株投資に関する制度とルールをより一層改善し、海外投資家がMSCI指数の追跡を含むさまざまな方法でA株に投資しやすくなるよう努める」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月22日
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