「経済参考報」が全国の報道機関10カ所、経済専門家とともに選んだ2014年の国内10大経済ニュースおよび海外10大経済ニュースが23日に発表された。1995年から続いている活動で、今年で20回目を迎えた。「経済参考報」が伝えた。
今年の国内10大経済ニュースには、時間順に次の10項目が並んだ。
(1)北京市、天津市、河北省が一体化した首都経済圏を構築。
(2)国務院が戸籍改革を推進し、都市部と農村部とを統一的に扱う戸籍登録制度を構築。
(3)国内で反独占の風が吹き荒れた。
(4)アリババ(阿里巴巴)が米国上場を果たし、時価総額はアマゾンとイーベイの合計を超えた。
(5)国務院が地方政府の債務管理を全面的に規範化するための文書を初めて発表した。
(6)「一ベルト、一ロード」(シルクロード経済ベルトと21世紀海のシルクロード)により対外開放の新局面を構築。
(7)滬港通(上海証券取引所と香港証券取引所の株式取引の相互乗り入れ)により中国資本市場の新たな時代が幕を開けた。
(8)中国人民銀行(中央銀行)が約2年ぶりに金利を引き下げた。
(9)「預金保険条例」の意見募集稿が発表され、金融の市場化改革がスピードアップした。
(10)A株の一営業日あたり取引額が1兆元(1元は約19.3円)を突破し、グローバル株式市場の一営業日あたり取引額の記録を更新した。
今年の海外10大経済ニュースには、時間順に次の10項目が並んだ。