英ハートフォードシャー大学の研究実験によると、昼寝は30分を超えない方が最適だということが明らかになった。環球網がフランスの「ル・プログレス」を引用して伝えた。
報道によると、同実験には約1000人が研究対象として参加し、彼らの昼寝の習慣や幸福感について調査が行われた。研究者たちは、参加者がオンライン上で回答した心理学のアンケート調査の結果から、以下の結論を導いた。
昼寝をする時間が30分以内という回答者のうち、3分の2が昼寝をした後に幸福感を感じていた。一方で、昼寝時間が30分以上、もしくは全く昼寝をしないとした参加者のうち、幸福感を感じていた人の割合はそれぞれ56%と60%だった。これにより、昼寝をする時間が30分以内の人がより幸福感を得られやすいことがわかった。
これについて、同研究実験の専門家であるワイズマン教授は、「適切な時間の昼の休憩によって高い精神力を保ち、仕事の効率を上げることができる。しかし、昼寝時間が長すぎるとさまざまな健康への悪影響を引き起こす可能性がある。現在、多くの国際的な大企業には従業員の昼休憩用スペースが設けられている」と説明した。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年6月23日
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