国内外において、大半の病院はペットの立ち入りを禁止しているが、カナダのオンタリオ州のある病院は最近、重症患者に対してペットの「お見舞い」を許可した。
これは全てドナ・ジェンキンスさんという女性のおかげによるものだ。昨年秋、25歳になる彼女の甥が重い病で入院したのだが、治療の間、彼は自分のペットに会いたいと希望した。甥の願望はジェンキンスさんを突き動かし、最終的に彼女の考え方は病院で採用された。飼主と面会する前にペットを清潔にして消毒を行い、他の患者と接触しないよう輸送することで、現在すでに25人の重傷患者が自身の可愛がるペットとの面会を果たしている。病院は、「患者のペットは毎週1回、1時間だけ飼主のお見舞いができる」としている。ジェンキンスさんはこのプロジェクトが広まり、他の病院にも採用されるよう期待している。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月7日