中国航天科技集団公司の中国資源衛星応用センターが4日に発表した情報によると、重大自然災害緊急対応メカニズムがすでに発動をスタートしており、被災地の観測に向け衛星「高分3号」と「高分4号」が緊急対応体制に入っているということだ。中国新聞社が伝えた。
先月下旬より、中国の長江流域における持続的な大雨の影響で、中・下流の本流の水位が急上昇している。今月1日現在、長江流域の42本の河川の52ヶ所で警戒水位を超えて洪水が発生しており、主に洞庭湖や◆陽湖水系(◆は番へんにおおざと)に集中している。
「高分3号」と「高分4号」は先月28日より、江西省や湖南省などの被災地を観測し、関連画像を撮影している。「高分4号」の被災前・被災後の画像を見ることで、洞庭湖関連水域の水量が大幅に増加していることが明らかになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月5日
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