ICTSDのRicardo Meléndez-Ortiz総裁によると、中国の議長国在任中にG20は危機対応・管理から成長及び成長の質を重視する長期的アジェンダへの転換を実現し、貿易・投資政策の持続可能性を協力のキーポイントとした。ドイツは議長国を引き継ぐと、杭州サミットの成果を受け継ぎ、G20アジェンダの連続性及び持続可能な発展性を確保した。
ドイツ地方テレビメディア連邦協会会長によると、世界経済は不確定性を増しており、世界の主要国は明確なメッセージを発し、開放型世界経済を維持するとともに、安定的であまねく恩恵をもたらす持続可能な成長に尽力するべきだ。中国の打ち出した「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブとG20のこの主要議題には共通点がある。「一帯一路」は世界最大規模のインフラ整備計画であり、参加国経済のめざましい発展を促すのは確実だ。
現在世界経済の主要な挑戦には「開放」「成長」という2つのキーワードがある。成長の目的は国により異なる。途上国は主に成長によって貧困を根絶し、先進国は成長によって中間層を拡大する必要がある。貧困根絶であれ所得格差の縮小であれ、経済成長が根本的な道であり、開放なくして成長実現は困難だ。
ハンブルク市政府国務秘書のウォルフガング・シュミット氏は人民日報の取材に「過去30年余りの中国経済の成果は敬服すべきものであり、数億人の貧困脱却につながった。『一帯一路』イニシアティブは開放と成長の関係の扱いを良く示している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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