G20ハンブルク・サミットのメディアセンターで忙しく働く記者(撮影:趙成・人民日報記者)
第12回G20サミットが7、8両日にドイツ・ハンブルクで開催される。人民日報が伝えた。
中国の史明徳駐独大使によると、G20「トロイカ」構成国である中独の協力は一貫して「従来の取り組みを受け継ぎ」「将来の道を開き」をめぐり行われてきた。「従来の取り組みを受け継ぐ」とは議題、成果面でハンブルクサミットと杭州サミットの「切れ目のないつながり」を実現することだ。「将来の道を開く」とは国際情勢の最新の推移と結びつけ、中独の緊密な協力、各国の意思疎通・協力を通じて、ハンブルクサミットが時代に合わせて進歩し、新たな共通認識を形成し、新たな成果を挙げるようにすることだ。
杭州サミットで習近平国家主席は「革新、活力、連動、包摂的世界経済の構築」という中国の主張を示した。今回のハンブルクサミットでドイツ側は「相互に関連し合う世界の形成」というテーマを定めた。「相互に関連し合う」(中国語訳「連動」)という言葉は杭州サミットに源を発するものであり、両サミットの議題と成果の有機的つながりを十分に示している。
ハンブルクサミットは、デジタル経済、構造改革、持続可能な開発、アフリカパートナーシップ、国際反腐敗協力についての杭州サミットでの議論も引き継ぐ。杭州では開発が主要議題となり、実り豊かな成果を挙げた。ハンブルクでG20は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行について共通認識を拡大するとともに、アフリカその他途上国の貧困根絶を引き続き支援する。
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