G20は世界の持続的発展の「動力源」になるべきだ。グローバル経済のガバナンスのリバランスに必要なものは持続可能で、包摂的で、相互に連携した発展だ。世界経済の持続的発展を実現すれば、G20メカニズムの下で世界の革新システムを構築し、世界の多方面にわたって経済ガバナンス協力を推進することが可能になる。革新の主体、革新の原動力、革新製品の販売市場、各種の異なる主体の間の相互連動を強化すれば、世界経済に新たな成長の原動力を注入することになる。
G20はグローバルガバナンスシステムの「総合ターミナル」になるべきだ。トップレベルデザインを通じて常態化された協調ネットワークを段階的に構築し、BRICSをはじめとする多国間協力メカニズムとの連携を重視し、BRICSなどのメカニズムをG20の大きな政治的方針の共同請負人にする。これと同時に、G20メカニズムの下、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブとの連携を推進し、「一帯一路」の議題をG20の協力の範疇に組み入れ、世界規模でG20プロセスに対しより幅広い視野、より力強い原動力を提供し、G20をグローバルガバナンスシステムの「ターミナル」にすることは完全に可能だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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