最近の米国のネット上は、バーベキューや、ホットドッグ早食い大会のほか、ある食べ物に関する話題で大いに盛り上がっている。それは、「ウォーターメロンソフトサーブ」だ。日本で人気になったこのアイスがニューヨークでも販売されるようになり、発売後4日目には、わずか5時間で売り切れとなるほどの人気となっている。6日、米華字紙・世界日報の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
ウォーターメロンソフトサーブは、もともと東京で発売され、瞬く間に大人気となり、ニューヨークに渡ってきた。米独立記念日には正午の開店前から、新しい味を試してみたいと集まった人々で、店の前には長蛇の列ができていた。列に並ぶ人の中には、多くの中国人の姿も見られた。さらには、スイカの衣装を身に着け、スイカのバッグを持って買いに来た人もいて、独立記念日の他とは異なる風景となっていた。
フランス出身の名物パティシエのドミニク・アンセルさんが発案した「クロナッツ(クロワッサンとドーナツを融合させたお菓子)」が、ニューヨークで大きなブームを巻き起こした。今年の米独立記念日、彼は再び、ニューヨーク・ウェストビレッジにある彼の店舗で期間限定の新デザートを販売した。新鮮なスイカに切り込みを入れ、中に甘酸っぱいスイカのソフトクリームをぎっしりと詰め込み、海塩少々とライムの皮があしらわれ、味を引き立てている。さらに、チョコレートで作ったスイカの種がトッピングされている。爽やかで甘酸っぱい口当たりと涼しげな外観が大きな反響を呼び、発売後はSNSで画像が次々に転送され、多くの人がコメントを投稿した。
カリフォルニア州に住む呉崇彦とその友人は4日昼、この店舗にやってきて列に並んだ。「ウォーターメロンソフトサーブは、今日までの限定発売だと聞いている。僕と友人の大の男2人が、いてもたってもいられず買いに来た。だが、このような数量限定品には、誰もが抗い難い。僕はよくスイカを食べるが、スイカに切り込みを入れて、その中にアイスクリームを詰めるという発想には驚いた。外見が面白い上、味も最高だ」と呉さん。
王さんとその友人たちも、アイス購入の列にいち早く加わったグループだ。クイーンズに住む彼女たちは、この新商品を味わうために、地下鉄でウエストビレッジに駆け付けた。「期間限定商品である上、1日の販売数も決まっていると聞いている。その日の分が売り切れたら、それでおしまい。だから私たちは、朝食後すぐにここにきて列に並んだ。もうすぐ1時になるけど、昼ご飯はまだお預け。でも、早い時間から並んでいてよかった。もし今回のチャンスを逃したら、今度いつ食べられるか分からないから」と王さんは話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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