中欧情報自動化・応用数学共同実験室(LIAMA)20周年記念会議が11日、中国科学院自動化研究所で開かれた。同会議では中国の20年間にわたる科学研究分野における指数の成長に関する報告書が発表された。それによると、中国の2017年のコンピュータ分野科学論文は、世界の23%を占めるとしている。この割合は1997年時点では2%未満だったため、20年間で11倍以上成長したことになる。中国青年報が伝えた。
同報告書によると、2013年まで中国が世界科学論文に占める割合が最も高かったのは工学(34.8%)で、化学(24.5%)がその後に続いた。2007−13年で全体に占める割合の成長率が最も高かったのはコンピュータ科学で、25.1%の成長率を示した。
また同報告書によると、2003年の全世界の影響力ある科学論文の割合を見ると、米国が26.8%、欧州が31.0%、日本が7.8%、中国が6.4%となっていたが、この割合は2013年に変化し、米国が18.8%、欧州が25.4%、中国が18.2%になり、日本の4.7%を上回った。この10年間で中国が産出した影響力ある科学論文の増加率は、米国、欧州諸国、日本、韓国を上回る18.9%に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月13日
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